北海道の賃貸住宅は借りやすい!?寒冷地ならではの特徴と部屋選びのポイント


東京などと比べてお手頃感のある北海道の賃貸物件

賃貸住宅を借りる際、家賃の他に敷金や礼金といった初期費用がかかることも珍しくありません。ただ地域によって事情が異なるのも確かで、例えば北海道に行くと初期費用が不要な物件を多く見かけます。道庁所在地の札幌でさえ、敷金礼金無料とか、せいぜい敷金1カ月分という程度だそうです。更に道内には更新料が不要の物件も多く、家賃も1DKの平均相場が4万3千円程度と言います。同程度の間取りの住宅を東京都心部で借りると12万円程度、大阪中心部でも6万5千円程度することと比べると、かなりお手頃です。また建築面や仕様の上でも北海道の住宅には、寒冷地ならではの特徴が見られます。窓一つとっても、複層ガラスや樹脂サッシを使うなど、結露対策や防寒対策への工夫がされているのです。本州の人からは厳しいと思われがちな北海道の冬ですが、家屋の中にいる限り、かなり快適に過ごせるようになっています。当然のことながら暖房器具は必需品です。一方で道内のエアコンの普及率は4割程度に過ぎず、賃貸住宅でもエアコン設備のない物件も少なくありません。この点が賃貸でもエアコン完備の住宅の多い東京などとは事情が異なるので、留意して下さい。

見取り図を見るときは収納スペースにも着目

部屋の広さは、家計や家族構成で選ぶのが定石です。新婚当初や第1子が幼いうちは、1LDKの間取りでも間に合うでしょう。初めのうちは家賃の低い狭い部屋で我慢して預貯金に励み、子供が増えたり成長したら、より広い家に移るプランが標準的です。尚、間取り図を見る時は広さだけでなく、収納スペースの配置や大きさにも注意しましょう。備品等をスッキリと収納できれば、それだけ部屋を広く有効に使えるからです。

オホーツク海気候のため年間を通して寒暖差が大きい北見の賃貸は、断熱性能の高い超気密住宅が多いのが特徴です。

You might also like